最近巷で脚光を浴びつつある第4の治療といわれる免疫細胞治療も 効果にバラつきがある原因の一つにがん患者の基礎体力低下があります。
この免疫細胞治療を成功させるために基礎体力低下改善が望まれます。これにも漢方がお役にたちます。
「免疫細胞治療」 と 「漢方」の連携
このページに辿りつかれたことに感謝を致します。がんでお悩みの方かご家族の方とお察し致します。いままで手術、抗がん剤、放射線治療をなさって経過が思わしくなかったか、或いは進行がんか手術不能の方でお困りの上、第4の治療として免疫細胞治療に期待をかけてのことと思います。
免疫細胞治療には、「活性化自己リンパ球療法」・「樹状細胞がんワクチン療法」がありますが、よほど条件が揃わないと、期待したほど効果が上がらないことが多いのです。
抗がん剤、放射線、手術などの三大治療により弱ったがん宿主の基礎体力が低下した体質・体力では、体からリンパ球であれ、樹状細胞であれ、NK細胞であれ、取り出して活性化し1000倍に増やして再注入しても、期待した効果が思ったほど上がらないことが多い。、即ちこの場合は弱っているがん宿主の基礎体力の低下を改善しておくことが急務であります。
われわれは免疫細胞治療によらなくても、漢方だけで報告の様な基礎体力低下を改善し、がん患者でありながら漢方煎液6カ月以上服用グループの80%に2年以上10年にわたる健在成果をあげています。この基礎体力をつける漢方と免疫細胞治療の連携が、免疫細胞治療の成功に寄与するところ大である。
( 第19回漢方治療研究会演題発表要旨或いは全文 )
代表薬剤師 岩井孝明 が50年の漢方治療の経験でご相談をお受け致します。